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2026年8月16日日曜日

AMD dGPU DX11-12世代

2025/03~ Radeon RX 9k4nm DX12 OGL4.6~ OCL3.0

DP2.1a(UHBR13.5まで?)、HDMI2.1b。

六年ぶりの製品族命名規則変更。三桁目の意味は二桁目に移動と、GeForceに寄せた命名規則となった。四桁目が前作より一つ飛んで9なのは、絶賛爆売れ中のZen5-CPUとセットで売りやすくした、というところか。

結局Graphic Cumpute Dieのグラフィックス用途でのマルチ化の目処が立たず、6kシリーズと同じワンチップモノリシック設計に戻したもの。

チップ名 製品族名 標準端子構成 注釈
Navi 48 RX 9070XT DP*3, HDMI Infinity Cache64MB。前作Navi31と32の中間にあたる性能。
RX 9070
RX 9070GRE 2026年6月登場。今回のGREはGreat Radeon Editionの略らしい。上位XTの3/4規模。
Navi 44 RX 9060XT DP*2, HDMI 2024年6月登場。Navi48のきっかり半分規模。16GB版と8GB版がある。リンク幅だけはx16を維持しており、これはいまだにPCIe3.0以前の環境の人でも買いやすいように、ということか。その代わり出力端子が一つ削られている。
RX 9050 DP*2, HDMI 2026年7月登場。9060XTのコア半分無効化版。

今回しれっとUSB-C端子が無くなっている。M/B側にUSB4装備させたので、USB-Cで出したい人はそっちから出してくださいということなのだろう。dGPUでレンダリングして映像出力はIGPから、という方法は前からあるが、最近ではアップスケーリングやフレーム生成等のポストプロセス処理をIGP側に任せるという分業も可能になってきている。

2022/12~ Radeon RX 7k5nm DX12 OGL4.6~ OCL2.1

DP2.1(UHBR13.5まで)、HDMI2.1a対応。

チップ名 製品族名 標準端子構成 注釈
Navi 31 RX 7900XTX DP*2, HDMI, USB-C 同系チップレット採用の業務用ブランド、RadeonPro W7900のDPはUHBR20対応。UHBR20のリンク速度を保証するには、基板やコネクタ部分にもコストかかるってことかな? 業務用ブランドでも出力端子は四つしかないので、ハイエンドのディスプレイコントローラ六基の伝統はNavi21で打ち止めか。
RX 7900XT
RX 7900GRE 2024年3月国内発売。去年(卯年)に中国限定で発売されていたもので、Golden Rabbit Editionの略。性能的には7900無印とでも呼ぶべきもの。Type-C搭載品は無し?
Navi 32 RX 7800XT DP*3, HDMI ハイエンドより九ヶ月遅れて登場のミッドレンジモデル。上位の約2/3規模。リファレンス基板でもUSB-Cは無い。
RX 7700XT
Navi 33 RX 7600XT 24年1月登場。VRAM16GB仕様。
RX 7600 23年5月、nVIDIAの4060Tiの価格を見てからの登場。x8リンクのローエンド。Navi33は元々ノート向けのGPUで、従来作と同じ一つのダイにコアとメモリコントローラが統合されたワンチップ設計。

CPU戦線でIntelを追い詰めたチップレットデザインの方針を、GPUでも展開することにしたAMD。GPU中核となるGraphics Compute Dieと、メモリコントローラ&Infinity Cacheの役割を果たすMemory Chache Dieに造り分けることで、製造コストの低減を目指した。前作Navi21のダイサイズが520mm平方なのに対して、Navi31のGCDは300mm平方とコンパクトになっている。

※23年9月追記。 各リークサイトの情報から察するに、今作でAMDがやりたかったことは割と明らかで、MCDだけでなくGCDも複数搭載したかった、というのが本来の狙いだろう。当初AプランとしてNavi31のGCD二個版でnVIDIAを出し抜くことを考えていたが失敗。Bプランとしてより規模の小さいNavi32のGCD二個版を開発していたがこれも諦めざるを得なかった。しかたなく単GCD構成でNavi32を出して、StarFieldバンドルで売り抜けるCプランを考えた、というところだろう。

 

なおDP2.1だが、別に2.1を名乗るのにUHBR対応は必須ではないらしい。HDMIが18Gbpsでも2.1を名乗れてしまうのと同様か。旧仕様の在庫抱えたケーブル屋に配慮してるんですかね。

2020/11~ Radeon RX 6k7nm DX12 OGL4.6~ OCL2.0

今作の映像出力周りの変更点はHDMI2.1対応。Variable Refresh Rateと Fixed Rate Linkだけの表記で詳細な資料はまだ無し。

また、nVIDIAがAmpereでVirtualLink切った代わりに、今度はRadeon側がDP Alt mode 対応USB3.1 Type-Cをサポート。RadeonではNavi10の時点で既にUSBホスト機能が実装されていたようですね。

Radeon Pro W5700のレビュー記事ではDP Alt modeに15WのPowerDelivery能力ありと報告されてますので、Navi21も最低限その程度はサポートしてきてるのではないでしょうか。

※追記 TechPowerUPのレビューで基板上のUSB-Cインターフェイスチップに言及してます。

チップ名 製品族名 標準端子構成 注釈
Navi 21 RX 6900XT DP*2, HDMI, USB-C L3キャッシュ128MB。同系ダイを採用した業務用Radeon Pro W6800が六系統出力対応なので、これらもDPハブ使えば六画面できそうな気がするが。
RX 6800XT
RX 6800
Navi 22 RX 6700XT DP*3, HDMI 21年3月投入。L3キャッシュ96MB。Type-C採用品は無し? 暗号通貨高騰のおかげで上位の初値と同等以上とかどうなってんの。
Navi 23 RX 6600XT DP*2, HDMI 21年8月投入。L3キャッシュ32MB。PCIeのリンク幅はx8であり、一応エントリーレベルの製品になる。
RX 6600 21年10月投入。ラインナップ最下位のはずなのに三連ファンモデルがあったりしてびっくりだよ。
Navi 24 RX 6500XT DP, HDMI 22年1月投入。Navi24だけは6nm製造。暗号通貨高騰によるビデオカード品薄がなければ、おそらく登場しなかったであろう製品。L3キャッシュ16MB、メモリバス64bit、リンク幅x4。ディスプレイコントローラ二基? 端子が16レーン分の幅を取ってあるのは、重いクーラーに耐えられるようにするためか。
RX 6400 22年4月投入。6500XTの3/4クラスタバージョン。TDP53Wということでロープロモデルが多くなっている。ロープロの新製品はRX550以来五年ぶり。この手の製品は従来なら動画視聴用PCのアップグレードに、という点で考えるところだが、Navi24自体AV1デコード機能が削除されている点は少し残念なところ。

Infinity Cacheと呼称するL3キャッシュメモリガン積み作戦で、大容量VRAM16GBに対するメモリバスの細さをカバー。RadeonとGeForce、久しぶりの実力伯仲がっぷり4つといった感じでワクワクしますね。

2022/05~ Radeon RX 6x50 7nm DX12 OGL4.6~ OCL2.1

Navi2x系のクロックアップリネームシリーズ。Navi24と同じく6nm化の噂もあったが、結局ダイ改版はせず。次世代が順調ということか?

チップ名 製品族名 標準端子構成 注釈
Navi 21 RX 6950XT DP*2, HDMI, USB-C
Navi 22 RX 6750XT DP*3, HDMI
Navi 23 RX 6650XT
Type-Cケーブル一本接続でのDisplayPortとUSB伝送の共存について

Radeonに限ったことではありませんが、今後デスクトップ機でもType-Cケーブルを使う機会が増えてきそうなので、ついでに解説しておきます。

Type-Cケーブル内にはDP/USB3.xどちらにでも使える高速伝送用の差動信号線が四組あります。Type-C DP Alt Modeではそれら高速線全てにDPを割り当てるか、USB3.xと折半するかディスプレイ側の設定で決めることができます。(もちろん、ディスプレイ側にUSBハブ機能があれば、の話ですが。)つまりType-Cケーブル一本のみの接続で、映像とUSB3.xと同時に使いたい場合は、DPは2レーン動作(通常のDPケーブルの半分の帯域)になるわけです。

なお、Type-CケーブルではUSB2.0の伝送もできますが、それにはDPとは別の信号線を使うので、DPとUSB2.0の共存においては帯域に影響はありません。

高速信号用(DP/USB3.x) 低速信号用(USB2.0)
全レーンDP DP DP DP DP USB2.0
DP2レーン +
USB3.x 1レーン
DP DP USB3.x Up USB3.x Down USB2.0

また、HBR3(DP1.4)2レーンとHBR2(DP1.2)4レーンの帯域は同等です。DPのリンク速度によっても使える画面モードが限られてくるわけです。

2019/07~ Radeon RX 5k7nm DX12 OGL4.6~ OCL2.0

GCNからRDNAへと約七年ぶりの基礎アーキテクチャ変更。Turing同様、DSC対応を果たしたことが映像出力面での変更点。PCIe4.0対応ではあるが、現状ゲーム用途でのメリットは皆無

チップ名 製品族名 標準端子構成 注釈
Navi 10 RX 5700XT DP*3, HDMI ASRockより端子六つ備えた製品が出ている。ということで、このシリーズもディスプレイコントローラ六基と考えてよさそう。同じダイを採用している業務用ブランドのRadeonPro W5700では、8Kまたは5K@60Hzを三系統同時出力可能としています。
RX 5700
Navi 14 RX 5500XT 19年12月発売。消費電力の減ったPolaris10といった感じの性能。PCIe端子部はx16に見えるが実際はx8リンク。DVI端子採用品もあるが、どれもシングルリンク。同じダイのRadeonPro W5500では、8K@60Hzは二系統までとしています。

2019/02~ Radeon VII7nm DX12 OGL4.6~ OCL2.0

Vega10の7nmシュリンク品。2018年に出た企業向けRadeon Instinct MI60/50の廉価版。映像出力系はVega10と同等ということで、DSCには対応しない。

チップ名 製品族名 標準端子構成 注釈
Vega20 Radeon VII DP*3, HDMI

ゲーマー視点から見れば、後発でゲーム性能で劣る製品出されても嬉しくないが、VRAM16GB-メモリ帯域1TB/sのスペックは、開発職には嬉しいのかもしれない。

2018/11~ Radeon RX 59012nm DX12 OGL4.5~ OCL2.0

Polaris10の12nmシュリンク版。動作クロック/TDPともに約一割向上。

チップ名 製品族名 標準端子構成 注釈
Polaris 30 RX590 DP*3, HDMI, DVI

シュリンク版なら、性能アップかつ消費電力据え置きくらいやって欲しかった。いろいろと今更感のある製品。

2017/08~ Radeon RX VEGA14nm DX12.1 OGL4.5~ OCL2.0

1707月発表。

チップ名 製品族名 標準端子構成 注釈
Vega 10 RX Vega 64 LC DP*3, HDMI AMD意地の水冷版。
RX Vega 64
RX Vega 56

GP102を上回るトランジスタ数/ダイサイズと消費電力、しかしてゲーム性能はGP104とどっこいって・・・、CPUチームがIntelヒィヒィ言わしている今でなければ出せない製品ですね。HBM2の供給量が少なくて?数出せないけど、出せないなりに仮想通貨マイニング勢に売れてるので店頭在庫は捌けてるようですが。

Polalis10/Vega10の同時出力仕様について

今回、Vega10発表時にマルチディスプレイ周りについて情報アップデートがあったので, PixelFormat32bitの部分だけ見ていきましょう。これ出力段で8bpcにディザリングされるごく普通のカラーフォーマットだと思うので。

4k@60Hz
これは一系統のピクセルクロック533MHz、従来のHBR2の帯域で済む画面モード。Polaris10もVega10もGPUの仕様としては六系統の同時出力が可能。
4k@120Hz
この画面モードのピクセルクロックは1060MHzくらいか。帯域的にはぎりぎりHBR3一本で済む範囲内。しかし120Hz受けに対応したUHDディスプレイっていつ出るんですかね? 受け側ディスプレイ内部で120Hz化するいわゆる倍速液晶TVなら既に市販されているのですが。
5k@60Hz
5120*2880@60Hz。ケーブル一本受けの場合のピクセルクロックは約940MHz。二本受けは約480MHz。以前発売されたDellのUP2715Kは、HBR2ケーブル二本受け、つまりこの表ではDualCable品に相当します。その内ケーブル一本受け、つまりHBR3で5k@60Hzを受けられるディスプレイも出てくるはず。
8k@30Hz
これもHBR3ならケーブル一本で済む画面モード。1707月末発売の8kモニタ、UP3218Kが該当します。Vega10なら8k解像度でトリプルモニタ組めるってことですかね。
8k@60Hz
この画面モードのピクセルクロックは約2090MHz。HBR3でもケーブル二本でUP3218Kに接続する必要があります。

2017/04~ Radeon RX 50014nm DX12 OGL4.5~ OCL2.0

クロックアップリネームシリーズ。今回はローエンド用のダイが追加されている。

チップ名 製品族名 標準端子構成 注釈
Polaris 10 RX580 DP*3, HDMI
RX570
Polaris 11 RX560 DVI,DP,HDMI 中華圏で流通したPolaris11フルスペック版が正式にラインナップ。一応公式としてはTDP85Wということで、補助給電コネクタ有り。補助給電無し版も流通している。
Polaris 12 RX550 新規追加。製品族名としては十の位が一つ減っているだけだが、コア規模はPolaris11のきっかり半分。RadeonのHDMI2.0ネイティブ対応の最安グレード品となる。業務用ブランドで同じダイを使ったWX3100/2100が最大五系統出力ということなので、こっちもDP-MST込みで五系統可能なのかな?

Rx-300以前と比べると、マルチディスプレイについてのアピールが皆無になりましたね。全端子4k@60Hz出力してもスムーズに動くんだろ!?的な勘違いする人間を増やさないためでしょうか。

2016/06~ Radeon RX 40014nm DX12 OGL4.5~ OCL2.0

早々にハイエンドダイ(GP100:トランジスタ数15300M)の販売にこぎつけたnVIDIAに対して、AMDはミッドレンジ(Polaris10:トランジスタ数5700M)からスタート。HDMI2.0b/DP1.4-HDRと、Pascalと同等? この世代から全物理ポートにTMDS用のPLLが実装され、DP to DVI/HDMI変換にわざわざアクティブアダプタを用意する必要がなくなったらしい。

チップ名 製品族名 標準端子構成 注釈
Polaris 10 RX480 DP*3, HDMI VRAM8GB版はちょいメモリクロックが高いものもある。Polaris10系はディスプレイコントローラ六基。
RX470 シェーダクラスタ約1/8無効化版。
Polaris 11 RX460 DVI,DP,HDMI Olandと同等のx8リンク接続。PCIe3.0なら、この程度の規模のGPUでは、x16でリンクするのは電力の無駄ってことなんですかね。ディスプレイコントローラ五基。

2015/06~ Radeon Rx-300 (Pirate Islands)28nm DX12 OGL4.5~ OCL2.0

20nm魔法の剣 な ん て 無 か っ た。

nVIDIAに続き20nm製造を諦めたAMDの新製品群。・・・とは言っても、Fiji以外はクロックアップリネームではあるが。

チップ名 (GCN-Ver) 製品族名 標準端子構成 注釈
Fiji (1.2) Radeon Pro Duo DP*3, HDMI 1604月発表。PEX8474スイッチ下にNano仕様Fiji二つを配置したDualGPUカード。国内流通はツクモのBTO品のみ。次世代プロセス製品群が夏にもって状況だしね、しかたないね。
R9 Fury X Tahiti比2倍のコア規模。High BandWidth Memory採用で基板サイズをコンパクトにできた。いよいよDVI端子も廃止。
R9 Fury シェーダクラスタ1/8無効化の空冷Fiji。やっぱりクーラーで長い。
R9 Nano 空冷シングルファンFiji。基板自体はFuryXよりも短い。スペック表上の数値はFury無印よりも上だが、その通りの性能を発揮してもらうには、徹底した温度管理が必要だろう。
Hawaii (1.1) R9 390X DL-DVI*2,HDMI,DP HawaiiのVRAM8GB品は2014年冬に発売済みだが、今回はそのVRAMクロックが一回り引き上げられている。GF900シリーズ同様のDP端子三つカード製品も有り。290系とのCrossFire構成も可能。
R9 390
Tonga (1.2) R9 380X 1511月登場。去年M295Xという名前でAppleにOEM供給されていたブツのクロックアップ版。ゲームのFPSだけで見ると、GTX960以上970以下といったところ。Tongaで新アーキテクチャを採用したにもかかわらず、去年積極的にアピールしなかった理由も納得だよなぁ?
R9 380 この期に及んでメモリバス256bitのままとは・・・、実はホントに256bitネイティブなんですかね。誰だ真Tongaは384bitとかほざいてたヤツ
Pitcairn (1.0) R7 370 R7-265の後継。TrueAudio/FreeSync無し。DVI/HDMI三系統同時出力時のDVI接続モニタ同型必須制限を引きずっているかもなので、それら目的の人は回避推奨。
Bonaire (1.1) R7 360 DVI,HDMI,DP 1512月に省電力版の360Eが発売。別に上等な部品を使ったとか言うのではないようだが・・・。通常版買って、OverDriveで動力制限引き下げればいいような気もしますが。

DP-MSTハブがあれば、最大六台までディスプレイ扱えるのは前シリーズと同じ。

300シリーズでは、ゲームの最大FPSをドライバ側で指定できる、FrameRate Target Controlという機能が追加されているようです。200シリーズにも解放してくれないかな。

※1507月追記 Catalyst15.7で200シリーズでのFRTC対応。でもフルスクリーン状態限定で、設定できるFPSは55-95の範囲内までと、FreeSync環境での利用を想定した機能みたいなんですよね・・・。ウィンドウモードで旧作ゲーム30FPSにできたらなぁ、と思ってたんですがぐぬぬ。

※1512月追記 今月発行のCrimson(15.12)ドライバでFRTCのFPS上限設定可能範囲が30-200まで拡張されています。フルスクリーン限定とはいえ、ファイル差し替えや特別なソフト導入の必要無く、いろんなゲームをFPS変動幅を抑えてプレイできるのはなかなか(・∀・)イイ!! ・・・FPSが設定値に張り付いてくれるわけじゃないけどね。なお、FRTCを使う場合、垂直同期OFFは必須になります。

また、Crimsonドライバは今月から国内流通の始まったDP1.2 to HDMI2.0アクティブアダプタの正式対応ドライバでもあります。

DPパッシブ変換アダプタを同時にいくつ使用できるか、について推測

今回、マルチディスプレイ周りについては目立った広報はありませんが、仮にGCN1.1系コア以降のTMDS系同時出力三系統までの仕様を引き継いでいるとすると、FuryXの端子構成では、ネイティブのHDMI端子使うのであれば、残りのDP端子群には、二個までDPパッシブアダプタが使えると思います。

Sapphireは、DVI一つHDMI一つDP三つのGF900シリーズっぽい端子構成のR9-390系カードを出してますが、この場合ネイティブのDVIとHDMI端子を使うのであれば、残りのDP端子いずれか一つだけにDPパッシブアダプタが使えることになります。たぶん。

  • AMD Radeon R9 Fury X Graphics Card User Guide

2013/10~ Radeon Rx-200 (Volcanic Islands) 28nm DX11.2 OGL4.3~

製品族名が5桁に達しそうということで、およそ9年ぶりの命名法則変更。R9はコアゲーマー向け、R7はAPUでは我慢できない一般ユーザー向けということらしいが。 正直、どういった意図でR9とR7に名前を付け別けたのかよーわからん。

今シリーズでは、TMDS系(DVI/HDMI)の三系統同時出力が可能になっている。どうみてもKeplerの影響です本当にありがとうございました > nVIDIA

1411月追記。国内外問わず、今シリーズR9/R7の製品で「DVI/HDMIの三系統同時出力ができねーよ!」という声が多いので、改めてAMDカスタマーケアに「同時出力機能は、各カードメーカーに義務づけていることではなく、各メーカーの任意に過ぎないのですか?」と質問を投げてみたところ、「一般的にはDVIに接続している二つのモニターは、同じモデルであることが要求されています。」という回答を頂きました。

チップ名 (GCN-Ver) 製品族名 標準端子構成 ディスプレイコントローラ数 注釈
Vesuvius R9 295 X2 DL-DVI,MiniDP*4 6 1404発表。PEX8474スイッチ下に二つのHawaiiを配置したDualGPUカード。GPUベンダー公式品としては、初の水冷クーラー搭載製品。従来のハイエンドDualGPUカード同様、映像出力端子群は一方のGPUにのみ接続されているので、同時出力の仕様はシングルGPU品と同じ。
Hawaii (1.1) R9 290X DL-DVI*2,HDMI,DP 6 リファレンス品はDualBIOS仕様。Hawaiiベースのカード製品のDVI端子はDVI-Dのみなので、VGA(アナログRGB)の直接出力はできない。
R9 290
Tonga (1.2) R9 285 1409月登場の「Hawaii/Bonaire組」に属する新規ダイTonga。メモリバス256bitの割にはダイサイズはTahitiとほぼ同等なので、いずれ384bitのフルスペック版が出るものと予想されている。
Tahiti (1.0) R9 280X
R9 280
Pitcairn (1.0) R9 270X
R9 270
R7 265
Bonaire (1.1) R7 260X HD7790のクロックアップ版。TrueAudioという音響DSPが有効化されている。
R7 260
CapeVerde (1.0) R7 250X DL-DVI,HDMI,DP 1402月登場のHD7770同クロック品。R7-250製品族は、ローンチ時はOlandベースだったが、1402月末あたりからCapeVerdeベースのカード製品が登場し始めた。GM107対応策かな? 280/270と同じくDVI/HDMIの三系統同時出力を可能としているので、完全リネームではないようだが・・・。
R7 250XE DL-DVI,HDMI,VGA 6? 1408月登場のカード製品。250Xの定格クロックを引き下げ、補助給電無しでも運用可能にしたもの。日本市場限定という触れ込みだが、いかんせんスペック的にも時期的にもインパクトが無さ過ぎる。
R7 250 これも250Xと同時期に登場。こちらはSP数512。250無印ではなくR7-250Eという名前で販売しているカードメーカーもある。
FirePro W4100 MiniDP*4 6 ロープロカード。
Matrox C680 MiniDP*6 6 1412月発売。ついにGPUの自社開発を諦めたらしいMatroxのカード製品。端子ロック機構のついたFireProW600という印象。Matroxのユーティリティソフトでどれだけ差別化できるのか。
Oland (1.0) R7 250 SL-DVI,HDMI,VGA 2 Olandベースの250無印はSP数384、DVIはシングルリンクである。
R7 240 Olandは、OEM向けとしてHD86x0の族名で13年春から販売されていたダイ。GPUの規模としてはCapeVerdeの約半分、PCIeのリンク幅はGK208同様のx8となっている。(OlandはPCIe3.0対応だが。) 公式ページは同時出力数2としているが、これはDP端子を採用していないから?
Caicos (-) R5 230 DL-DVI,HDMI,VGA 2(3?) 1404月登場のHD6450リネーム。

結局のところ、今シリーズは「Hawaii/Bonaire組」と「Tahiti/Pitcarin/Oland組」の二つに別けて考えればいいようだ。前者は、TrueAudioやCF構成時の内部ケーブル不要などの新機能、そして将来的にはG-Sync対抗のフレーム同期機能であるFreeSyncにも対応。Mantle-APIには、HD7k以降のGCN系GPUであれば全て対応する。

Catalyst Omega(14.12)より、FreeSync有効化、DPケーブル二本を使った5120*2880@60Hzモニタ(要するにDell UP2715K)に対応。(ただ、Rx-200シリーズではGF600/700の右に倣えでTMDS系重視のリファレンス基板にしてしまったため、Hawaii/Tonga/Bonaire組のDP端子複数個カードがどうにも少ない。295X2除けば、Sapphireの短基板285カードくらいしかない。おいィ?)

1412月末追記 DVI/HDMI三系統同時出力について推測

検証用にR9-290買ってきて、以下の環境で同時出力を確認しました。

  • ビデオカード MSI R9 290 Twin Frozr 4S OC (BIOS 015.042.000.000)
  • ドライバ Catalyst Omega(14.12)
  • OS Windows8.1Pro 64bit
  • モニタ1 Dell U3014 2560*1600 DVI to DVI接続
  • モニタ2 三菱 RDT271WV 1920*1080 DVI to DVI接続
  • モニタ3 パナソニック TH-20LX80 1366*768 HDMI to HDMI接続

以上のように、どの200シリーズカードでも、必ず二つのDVI接続に同じ型番モニタを用いなければならない、ということはないと思います。おそらくHawaii/Tonga/Bonaire組は、Web上で三系統同時出力できないという報告が皆無なことから、DisplayPLLが追加される等のハードウェア的な改善がなされているのではないかと。280/270のクロックアップリネーム組は、ソフトウェア的対応にとどまっており、それ故に同じ型番のモニタ二台のDVI接続が必要と推測します。

仕事上の都合等で、アダプタ類使わずに確実にDVI/HDMI三系統使いたいというのであれば、Kepler以降のGeForce買った方がいいと思います(最近のドライバで二画面のラージデスクトップもできるようになったし)。Radeonのコーナーでこんなこと書かなきゃならないのは私としても不本意ですが、同じシリーズ名で異なる仕様混在させるべきでないですよAMDは。

2012/01~ Radeon HD7k (Southern Islands/Sea Islands) 28nm DX11.1 OGL4.2~

PCIe3.0。映像出力回路自体に関しては大きな変更は無し。1410月訂正。この世代以降、DPシングルストリームでの4K@60Hz出力に対応。Sharp PN-K321のようなMST入力にて4K@60Hzを実装したディスプレイに対してはディスプレイコントローラ二基で処理。(要するにMST入力ディスプレイへの同時出力は三台まで。)

チップ名 製品族名 標準端子構成 ディスプレイコントローラ数 注釈
NewZealand HD7990 DL-DVI,SL-DVI,HDMI,MiniDP*2 DualGPUカード。12年夏には出るのではと噂されていたが、結局1211月発売、それもAMD非公式扱いになってしまったフラッグシップ。ゲーム用途としてみると、Keplerに比して消費電力効率の悪さばかりが目立つ。
Malta DL-DVI,MiniDP*4 1304月発表。GF-Titan発売を受けてラインナップを見直すことにしたAMD公式のDualGPUカード。PEX8747下に二基Tahitiを接続。上記NZ版よりも若干クロックアップされている。8本のゲームライセンスがバンドル。←日本国内流通品は対象外らしい。
Tahiti HD7970 DL-DVI,HDMI,MiniDP*2 6 リファレンス品はDualBIOS仕様。前世代よりDVI端子を一つ減らして排気面積を稼いだハイエンドカード。 代わりに、MiniDP to SL-DVIアクティブアダプタとHDMI to SL-DVIアダプタが付属し、同梱品のみでDVI三系統出力ができるようになっている。
HD7950
Pitcairn HD7870 2012年末に、シェーダ数二割増しのTahitiベースの7870が投入された。
HD7850
Bonaire HD7790 DL-DVI*2,HDMI,DP シリーズ発表一年経ってから投入の新規ダイ。HD6k以降、Radeonではなかなか採用されなかった二系統デュアルリンクDVIが復活。
CapeVerde HD7770 DL-DVI,HDMI,MiniDP*2
HD7750 DL-DVI,HDMI,DP TDP55WがSouthern Islandsのローエンド。1307よりシェーダ数25%引きのHD7730が出てきている。
FirePro W600 MiniDP*6 ACube扱いの品は、MiniDP to SL-DVIアダプタ六個同梱。
今作のポイント
3GHz-HDMI

TMDSクロック300MHz・・・9Gbpsの帯域が、エンドユーザーに対してようやく明示。RadeonはHD4kからHDMI1.3対応を謳ってきたが、ネット上では「HDMI1.3って規格上はピクセルクロック340MHzまでいけるらしいけど、実際どこまで保証してくれるのよ」という疑問がくすぶっていた。

なお、ケーブル一本で4k2k解像度の伝送を実現するには、受け側デバイスにも相応のレシーバICが必要。そもそもHDMI1.4での4k2k解像度は、リフレッシュレート24Hz~30Hzと、フィルムソース動画の伝送が主目的。毎秒60フレームを狙うとなるとTMDS300MHzでも全然足りない。

Discrete Digital Multi-Point Audio

要するにHDMI/DP音声の複数同時出力対応。RadeonはおそらくHD2k-6kまでずっと音声一系統のみの対応だったと思う。(前にHD5770で試したことがあるが、HDMI/DP両方有効な時は、HDMI側からしか音を出せなかった。)が、HD7k世代では最大六系統の同時出力が可能。

複数出力対応と言ったって切り替え操作が面倒なだけ、と思う人もいるだろうが、Win8&WDDM1.2では、プレイヤーソフトの表示先ディスプレイに合わせて、自動的に音声出力先を切り替える、なんてことも考えられているようで。

ZeroCore Power Technology
GPU無効時の節電機能。CrossFire組む人だけでなく、普段はIGPのみで運用していて、ゲームするときだけビデオカード有効にする、という人にもありがたいことだろう。

2010/10~ Radeon HD6k (Northern Islands) 40nm DX11 OGL4.1~

HDMI1.4a、DP1.2。第三世代UVD。

DisplayPortのMulti Stream Transport対応により、DP-MST対応分岐デバイスがあれば、GPU一つで最大で六系統の同時出力ができるようになった。DP端子の無い製品はHD5kと同じく、二系統までの同時出力となる。

DPへの移行を促すためか、DVI端子が二つあるカードでも、内一つの端子はシングルリンクだったりするので、DVI派の人は注意。

1410月追記。2014年初夏あたりから出てきたDPシングルストリームにて4K@60Hz入力を実装したディスプレイ(Asus PB287Q等)には、HD6kシリーズは対応していない。

チップ名 製品族名 標準端子構成 ディスプレイコントローラ数 注釈
Antilles HD6990 DL-DVI,MiniDP*4 6 PCIeスイッチチップPEX8647下に、二つのCaymanを配置したDualGPUカード。映像出力は全てマスター側GPUに接続。
Cayman HD6970 DL-DVI,SL-DVI,HDMI,MiniDP*2 リファレンスの69xx番台はいずれもDualBIOS仕様。
HD6950 ビデオBIOS書き換えで不活シェーダクラスタの復活が可能な製品も。
Barts HD6870
HD6850 DL-DVI,SL-DVI,HDMI,DP
HD6790 DL-DVI,SL-DVI,HDMI,MiniDP*2
Juniper HD6770 5? 前シリーズのリネーム。
HD6750
Turks HD6670 DL-DVI,DP,HDMI 4? 6670以下は、DVI-IではなくDVI-D端子を採用した製品が多いようだが。
HD6570 DL-DVI,DP,VGA
Caicos HD6450 3?

Sapphireは、基板上にDP to SL-TMDS変換チップを搭載して、アクティブアダプタ不要のDVI三系統出力を可能にしたFlexシリーズを独自にリリースしている。

  • AMD Radeon HD 6800 Series Graphics Display Technologies October 2010
  • AMD Eyefinity FAQs

2009/09~ Radeon HD5k (EverGreen) 40nm DX11 OGL3.2~

HDMI1.3a。リファレンス品はDisplayPort標準装備。S端子はこのシリーズ以降廃止。WDDMドライバ環境でのラージデスクトップが、デスクトップグループという形で利用可能になった。

Vista以降の、WDDMドライバが利用可能なWindowsOSであれば三系統同時出力が可能だが、うち一系統はDPでなければならない。このDP端子は三系統出力時においては、DVI等への変換接続にはアクティブアダプタが必要。

Catalyst10.2以降、DPでの音声出力に対応。

チップ名製品族名Bridged-PCI注釈
HemlockHD5970PCIeスイッチチップPEX8647下に、二つのCypressを配置したDualGPUカード。DualDVI+MiniDPの端子構成。もちろんMiniDP to DPケーブルは付属する。
Cypress (RV870)HD58705870から5770までは、ほぼ全てDL-DVI*2+HDMI+DPの端子構成。
HD5870 Eyefinity6英語圏での通称はE6。Cypressが備える六基のディスプレイコントローラ全てを有効にした製品。MiniDPが六つの端子構成。リファレンス品では、MiniDPからDPへの変換ケーブルが二本、SL-DVIへのケーブルが二本、HDMIへのケーブルが一本付属する。いずれもパッシブタイプ。DVI/HDMI/VGAを三系統以上使いたいなら、別途DPアクティブアダプタが必要になる。
HD5850
HD5830真面目に三画面でのゲームプレイを考えているなら、これ(メモリバス256bit)以上の製品を選ぶべき。
Juniper (RV840)HD5770
HD5750HD5750以下はDP端子の無い製品もあるが、その場合は三系統出力は出来ない。
Redwood (RV830)HD5670
HD5570シェーダ数320基のHD5550も1003下旬より発売されている。
Cedar (RV810)HD5450最下位品とあって、DP端子を持つ製品は少ない。
FirePro 2460CedarベースらしいMiniDP四系統。
FirePro 2270DMS-59端子から分岐ケーブルを介してSL-DVI/VGA二系統。DPへの変換ケーブルは別売り。
  • ATI Eyefinity Technology An in-depth look
  • ADL ATI Eyefinity SDK Whitepaper v1.0 FINAL March 26 2010

2025年7月6日日曜日

nVIDIA dGPU DX11-12世代

2025/01~ GeForce RTX 50 (Blackwell) 4nm? DX12 OGL4.6 OCL3.0

PCIe5.0。DP2.1b(UHBR20)、HDMI2.1b。

チップ名製品族名標準端子構成注釈
GB202GFRTX 5090HDMI, DP*3TGP575W。GB202内蔵二次キャッシュ128MBの内96MBが有効。お値段40万円から。あえて一般向けブランドに据える意味はなんなのか。
GB203GFRTX 5080フルスペックGB203。これ以下は前作と似たりよったりのトランジスタ数でしかない。
GFRTX 5070Ti2024年2月登場。
GB205GFRTX 50703月登場。
GB206GFRTX 5060Ti4月登場。x8リンク。VRAM16GB版と8GB版がある。
GFRTX 50605月登場。上位Tiのコア二割引。
GB207GFRTX 50507月登場。GB206の概ね2/3規模。これだけGDDR6メモリ。上位と差をつけるべくLowProfile版やHDMI端子二個版も多い。
公式ページからマルチディスプレイ構成時の最大出力
     
  • 4 independent displays at 4K 165Hz using DP or HDMI
  •  
  • 2 independent displays at 4K 360Hz or 8K 100Hz with DSC using DP or HDMI
  •  
Adaのだいたい1.5倍の帯域になっているみたいですね。
  • NVIDIA RTX BLACKWELL GPU ARCHITECTURE v1.0

今作の製造プロセスは前作Adaと同じ。つまりダイ自体のワットパフォーマンス改善はほぼ無し。単純にCUDAコア数と価格を前作と比較して購入を検討すればいいんじゃないですかね。ウリのMulti Frame Generationも、素のフレーム数が少ないほど入力操作のラグが大きくなってしまうので(フレーム生成は入力操作のタイミングまで調整してくれる機能ではない)、旧作でも使えるアップスケーリングの方が、下位チップでは良いプレイフィールを得られるでしょう。ただ従来と違って前作の製造を早めに閉じているので、世代を選んで買えるような状況ではないことになってますが。

また5090から5070Tiまで、ごく一部にROPユニットの欠損してしまったチップが含まれているということで、これGTX970以来のハードウェア的なやらかしですかね。

2022/10~ GeForce RTX 40 (Ada Lovelace) 4nm? DX12 OGL4.6 OCL3.0

映像出力の仕様はAmpereと変わらない。この世代ではRadeonに倣ったのか二次キャッシュを盛ってきており、前作GA102の約6MBに対して、AD102は約96MBも搭載している。

チップ名製品族名標準端子構成注釈
AD102GFRTX 4090HDMI, DP*3TGP450W。これでも無効化クラスタが一割あるというのだからビビる。AD102の二次キャッシュの内、4090では3/4の72MB分が有効。
AD103GFRTX 4080 SUPER2024年2月登場。AD103のフルスペック版。二次キャッシュ量は無印の時点で全開放だったらしく無印と同じ。
GFRTX 4080 16GB二次キャッシュ64MB。
GFRTX 4070Ti SUPER2024年2月登場。二次キャッシュ48MB。
AD104GFRTX 4070Ti当初4080-12GBの名前で発表されたもの。メモリバス192bitの割には頑張ってるのか?お値段も頑張ってくださひ。二次キャッシュ48MB。
GFRTX 4070 SUPER2024年1月登場。
GFRTX 40702023年4月発売。70Tiの1/4無効化版。二次キャッシュ36MB。
AD106GFRTX 4060Ti 8GB2023年5月発売。x8リンク、メモリバス128bitのダイということでローエンドにあたる。二次キャッシュ32MB。
AD107GFRTX 40602023年6月発売。まさかリンク幅/メモリバス幅と仕様の被るダイをデスクトップ向けに二種類出してくるとは思わなかった。二次キャッシュ24MB。
公式ページからマルチディスプレイ構成時の最大出力
     
  • 4 independent displays at 4K 120Hz using DP or HDMI
  •  
  • 2 independent displays at 4K 240Hz or 8K 60Hz with DSC using DP or HDMI
  •  

ローエンド製品でもお値段七万円から。為替ももう昔に戻る雰囲気はなさそうだし、これからは値段が安くなってから買うのではなく、中古売却を視野に入れてハイエンドを乗り継いでいくべきなのかもしれんね・・・。

2020/09~ GeForce RTX 30 (Ampere) 8nm DX12 OGL4.6~

PCIe4.0。ここからHDMIが2.1、48Gbpsの帯域を明示という事でHDMIケーブル一本での8K@60Hz出力が可能になった。(DSCによる圧縮込み。非圧縮だと48Gbpsを超えてしまうので、色差4:2:0のピクセルフォーマットが限界。) 受け側のモニタ製品はまだまだだが、HDMI2.1受けのTVはぼちぼち製品が揃ってくるだろう。

※2022/09追記 HDMI2.1対応AV機器も、2020年頃は40Gbpsまでのレシーバチップを採用した製品が多かったようだが、2022年に入って48Gbpsチップ採用品に切り替わりつつある。

チップ名製品族名標準端子構成注釈
GA102GFRTX 3090TiHDMI, DP*32203月登場。フルスペックGA102。
GFRTX 3090一般向け風のナンバリングだが、旧製品のラインナップと比べれば事実上のTitanクラス。
GFRTX 3080Ti2106月発売。暗号通貨の高騰でシリーズ登場初期とはかけ離れたコストパフォーマンスになってしまった感。
GFRTX 3080 12GB2201月発売。3080無印というよりもサブTiと言った感じのスペックである。
GFRTX 3080カード単体での消費電力(Total Graphics Power)は320Wと、ついに300W台の大台に。
GA104GFRTX 3070Ti2106月発売。GA104フルスペック版。
GFRTX 3070
GFRTX 3060Ti
GA106GFRTX 30602102月発売。VRAMは12GBと上位モデルより多いが、メモリ帯域は絞られている。
GFRTX 3050 8GB2201月発売。3060の2/3バージョン。nVIDIAの希望小売価格が反映されたのは、初回販売のごく一部のみで、過去を知る人間にとっては高値。同時期出たRadeonの最下位品よりは出力端子が多いのが救いか。
GA107GFRTX 3050 6GBHDMI, DP*2RTX40シリーズが一通り出揃った後の2402月発売。生産終了したGTX1600系の代替、という立ち位置らしい。TDP70Wということで、RTX30以降の製品では唯一の補助給電要らず。

VirtualLinkは結局受け側機器が発売されず、RTX30では継続しない模様。映像出力機能のあるType-Cは、自作市場向けM/Bでは選択肢が少ないので少し残念ではある。

  • NVIDIA AMPERE GA102 GPU ARCHITECTURE

暗号通貨高騰のおかげで旧製品が倍の価格で再販されたりわけわからんことになってますね・・・。次世代製品が出る頃には落ち着いているといいのですが。

2019/02~ GeForce GTX 16 (Turing 2019) 12nm DX12 OGL4.5~

Turingシリーズの特長としていた、レイトレーシング用のRT Coreと行列演算用のTensor Coreを省いたダイを使用したもの。Turing製品群の中ではローエンド寄りでVirtualLinkは無いが、DPとHDMIの仕様は普通のTuring製品に準ずる。

チップ名製品族名標準端子構成注釈
TU116GFGTX 1660 SuperHDMI, DP, DL-DVI
GFGTX 1660Ti
GFGTX 1660
GFGTX 1650 Super
TU117GFGTX 1650HDMI, DL-DVITuring世代のローエンドダイ採用品ではあるが、動画エンコーダは新設計。ダイ自体は四系統出力が可能なようだが、端子三つまでの製品が大半。
GFGTX 1630HDMI, DP, DL-DVI2206月登場。1650の4/7クラスタ、メモリバス半減。RX6400対抗製品らしいが、あまりやる気の感じられないスペックである。nVIDIA専業ボードメーカー側に要求されて仕方なくという感じなのだろうか。

前世代Pascalとも競合するこのレンジは、ラインナップ非常にわかりにくくなってますね…。

2018/09~ GeForce RTX 20 (Turing) 12nm DX12 OGL4.5~

DP1.4a、HDMI2.0b。今作は、DPにおいてDisplay Stream Compression対応を明示し、ケーブル一本での8k@60Hz伝送が可能としている

チップ名製品族名標準端子構成注釈
TU102GFRTX 2080TiHDMI, DP*3, USB-C1809月発売。初回ロット品には、DP to DVIケーブルアダプタ付属。
TU104GFRTX 2080 Super1907月登場。フルスペックTU104。
GFRTX 2080
GFRTX 2070 Super1907月登場。
TU106GFRTX 20701810月登場。DVI端子を備える製品もある。
GFRTX 2060 Super1907月登場。
GFRTX 20601901月登場。2070の1/4無効化版。レイトレーシング対応ゲームやるには中途半端な印象は拭えない。
GFRTX 2060 12GB2112月、ビデオカード市場の品薄を受けて三年前のダイが異例の再発売。スペック的にはSuperのそれだが、価格アップの正当性をアピールすべくVRAM量が増やされている。
RTX20シリーズのUSB Type-C(VirtualLink)端子について

従来のDISPLAYPORT OVER USB-Cで定義されていた動作モードの上位互換版。低速信号(USB2.0)用とされていた二組の信号線を新たに高速信号向けにシールドすることにより、HBR1.3動作なDP4レーンとUSB3.1Gen2の両立をケーブル一本で可能としたもの。27Wまでの電源供給能力も兼ね備える。VirtualLink規格自体はVR-HMD機器用とアピールされているが、現状では受け側製品が無いので、今のところは、このType-C端子の活用のしどころはType-C受電対応のモバイルディスプレイ位か。

変換アダプタを介して、XBOXゲームパッドを繋げたときのデバイスマネージャ。このように普通のUSBポートとしての利用もできる。Type-Cコネクタは抜けやすいのでデカいATX機では正直使いにくいが。

DSC対応ディスプレイについて

2019年7月現在、対応製品はゲーマー向け高リフレッシュレート(Max200MHz!)のAsus PG35QV。てっきり「8k@60Hzをケーブル一本で!」を謳う製品が先に出てくるかと思っていたのですが、非可逆圧縮伝送を使うとなると、コンテンツ制作サイド向けの製品は売りにくいんでしょうかね。

  • Nvidia TURING GPU ARCHITECTURE

2016/05~ GeForce 10 (Pascal) 16nm DX12 OGL4.5~

四年ぶりの製造プロセス進化。DP1.4、HDMI2.0b。ディスプレイコントローラは四基のまま、DPがHBR3に対応したのが映像出力面での大きな変更点になる。いよいよVGAのネイティブ出力は廃止。DP to VGAアダプタ使ってね、ということですね。また、今作ではHDCP2.2対応が明示されています。

チップ名製品族名標準端子構成注釈
GP102NVIDIA TitanXpHDMI,DP*31604月登場。1080Tiを出したおかげで存在感を失ったTitanXの代替、フルスペック版のGP102である。これも米国通販のみ。
NVIDIA TitanXDL-DVI,HDMI,DP*31608月、GF10シリーズ初期のフラッグシップ。米国公式通販のみでの限定発売。
GFGTX 1080TiHDMI,DP*31703月発売。TitanXよりメモリバス幅が減らされているが、定格クロックが高く設定されている分、TitanXより高性能だという話。
GP104GFGTX 1080DL-DVI,HDMI,DP*3DVI端子はDVI-D型。コアクロック2GHz到達可能な余裕があるらしいが。
GFGTX 1070Ti1711月登場のVega対抗品。シェーダクラスタ5%殺し版。
GFGTX 1070シェーダクラスタ1/4殺し版。
GP106GFGTX 1060GP104半分のシェーダクラスタ、メモリ周りは3/4規模。VRAM6GB。
GFGTX 1060 3GB1608月発売。VRAM量半減、シェーダクラスタ1/10無効化以外は6GB品と同じ。VRAM量にこだわらないなら、かなりお得な印象。
GP107GFGTX 1050TiDL-DVI,HDMI,DP1610月下旬発売。GP107は、先にリリースされているPascal製品族と違って、14nmプロセス製造とされている。基本的には端子三つだが、上位GPU品と同じ端子五つ製品も有り。
GFGTX 1050上位品と定格クロックは抑えられているが、公式TDPは同じ75Wとなっている。Tiも無印も補助給電コネクタあったりなかったり色々で、1050系製品の電源回路周りは、カードメーカー側にかなりの自由度が与えられているようですね。
GP108GFGT 1030HDMI,DVI1706月発売。GP107の半分規模。GK208以来、四年ぶりのローエンド置き換えとなる製品。メモリバス64bit、PCIe3.0-x4リンクと質素なインターフェイスで消費電力を抑えている。DVIは、シングルリンクの製品とデュアルリンクの製品が混在してるようなので、DVIを利用する人は注意しよう。DP端子付き製品はごくわずか。
DP1.4について

2015年秋のDP1.3策定から半年程度で、実製品が登場しないまま1603月にDP1.4策定が公表されたわけですが。

DP1.3では、HBR3モード追加によりデータレートがHBR2比1.5倍になったこと、1.4では、HDMI2.0のオーディオ/色深度仕様に合わせられたことと、データ量を1/3程に圧縮できるDisplay Stream Compressionが仕様に加わったことが主な変更点になります。今のところどのGPUベンダーもDSC対応とは主張していないようですが。

1703月現時点では、HBR3な受け側製品出ていないので、GPU自体の性能に興味無い人は特に急ぐ必要は無いでしょう。

GF1080のWhitePaperより映像出力概要表。HBR3を以ってしても、8k@60Hz-8bpc伝送にはDPケーブル二本が必要になります。データ量を半分にできるYUV4:2:0なら一本で済みますが。

  • Nvidia GeForce GTX 1080 Whitepaper Final

2014/09~ GeForce 900(Maxwell2) 28nm DX11.3 OGL4.4~

GF800の族名はGF300同様、一般向けデスクトップではスキップとなった。

結局、2014年の20nm版投入は諦めたらしいnVIDIAの新製品群。それでもGM204は、GK104比トランジスタ数1.5倍に増量しながらも、TDPを引き下げることに成功している。

チップ名製品族名標準端子構成ディスプレイコントローラ数注釈
GM200GFGTX Titan XDL-DVI,HDMI,DP*341503月発表、GM204比1.5倍のコア規模。VRAM6GBと思いきや12GBの大盛り版である。今回Titanの命名がなされたGM200は、GK110と異なり倍精度浮動小数点周りの機能は大きく削減されているということで、廉価版Tesla的な使い方は望めない。
GFGTX980Ti1506月登場。下馬評では970同様にメモリインターフェイスのインチキ仕様があるのではと警戒されていたが、980Tiは6GBまるっと384bit幅のアクセスが確保されており多い日も安心。
GM204GFGTX980
GFGTX970970は、従来通りDL-DVI*2,HDMI,DPの端子構成が多くなりそう。
リリース当初のメモリコントローラ周りの説明が間違っていて、スペック通りのメモリバス224bit分のVRAM速度が期待できるのは3.5GB分だけ、ということだが。
GM206GFGTX960GM204比1/2規模。
GFGTX9501508月登場。DP三つな製品はかなり少なくなりそう。
今作のポイント
HDMIの2.0(18Gbps)対応

これでHDMIにおける3840*2160@60Hzの出力が、8bpc-RGB/YUV4:4:4それぞれのフォーマットで可能になります。

当たり前ですが受け側ディスプレイにも相応の受信回路が必要。TVとしてなら2013年後半よりPanasonicを皮切りに高性能レシーバを採用した製品がぼちぼち出てきてはいますが、PCモニタで18Gbpsレシーバ採用品がどれだけ出てくるかはまだ未知数です。(現行の4Kモニタ製品のHDMIレシーバの能力は9Gbps(TMDS300MHz)クラス。よって4K入力もHDMIケーブル一本では30Hz止まり。)

※1502月上旬時点、PCモニタでのHDMI2.0受け対応製品はDellのU3415W(画面解像度は4Kではなく3440*1440ですが)のみ。LGが同じパネルの?製品出してますが、そちらはHDMIでの3440*1440入力はリフレッシュレート50Hz止まりです。3440*1440@60Hzのピクセルクロックは320MHz弱なので、Ver1.x仕様のTMDS300MHz伝送では、リフレッシュレート60Hzに届かないわけですね。

リファレンスデザインでDisplayPort端子が三つ

Keplerだと、DP端子複数個はQuadroやNVS選ぶしかなかったんですけどね。これでG-Sync対応モニタへの三画面同時出力も可能になりました。

また、DPケーブル二本を並列に用いる5Kモニタ(最大画面解像度5120*3200)への対応も表明しています。 注:Gigazineの記事によると、二本のDPは同じGPUからの出力でなくてもいいらしい。(記事中では670を二枚使用)SLI組めるカード/環境ならOKということだろうか?

SLI構成時の同時出力数拡張

従来ではカード二枚のデュアルGPU構成でも3+1の四画面出力でしたが、Maxwell2では5+1の最大六画面に対応しました。

二画面ラージデスクトップの解放

業務用NVSブランドカードとの差別化のため?利用できなかったシングルGPUでの二画面連結ラージデスクトップ(2D-Surround)も、ドライバ344.11以降Maxwellに加えてKepler族でも利用可能になっています。

ドライバ340.52までは、型番の異なるディスプレイ二台だけでは、Surround項目のチェックボックスがグレーアウトしていて操作できませんでしたが、ドライバ344.11以降はスパン設定が可能になっています。

私自身が確認したのは、GTX670とU3014/RDT271WVでの二画面連結のみですが、四画面の田の字型連結も可能になっているらしいですよ。

GF980のWhitePaperより映像出力概要表。Number of Headsは物理モニタへの同時出力数として、Number of Linksってのはイマイチよくわからないんですけど、考えられる線は二通りあるのではないかと。

  1. 扱える映像ストリーム数
  2. だとすると、DP-MST実装による4K@60Hzモニタを三台使いつつ、さらにもう一台、DVIかHDMI接続のモニタを使えるって事になりますね。

    ちなみに、ELSAが公表してくれているMSTモニタ同時使用可能数。こちらでは、リファレンス端子構成のGTX980&ドライバ337.88(1405月発行!)で、MSTモニタ二台としていますね。

    なお、WhitePaper本文には、up to four 4K MST displays can be driven by the GPU,compared to a maximum of two 4K MST displays in Kepler.とあります。「このGPUではDP-MSTによる4Kモニタ四台まで扱えるぜ、Keplerは最大二台までだったけどな。」ということなので、そのうちQuadroブランドでDP端子四つバージョンが出たりするんでしょうか?

  3. あるいは、GPU側のデジタル(DP/SingleLink-TMDS共用の)物理ポート数
  4. リファレンスの端子構成であれば、DL-DVI端子一つで2ポート、DP端子群とHDMI端子が端子毎にそれぞれ1ポートづつで計6ポートのデジタルポートを使用しているはずです。

    Gigabyteの980/970カード製品は、DL-DVI端子がリファレンスより一つ増やしてありますが、この構成だと全端子を活用するためには8ポート必要ですから、Flex Display テクノロジーと称して、独自にオートセンス機能付きのデマルチプレクサ的なモノを基板上に配置してあるのではないでしょうか。

自分としては、後者の方が可能性高いかな、と思っています。

1601月発行のドライバ361.75で、GM107含むMaxwell族が、TH3での外部GPU接続に対応となりました。ようやく外付けGPUボックスの時代が来るのか・・・。今や一番発熱するパーツであるビデオカードを本体ケース外から隔離できるということで、個人的には早いところ普及して欲しい機器であります。

  • Nvidia GeForce GTX 980 Whitepaper Final

2013/05~ GeForce 700 28nm DX11.1 OGL4.3~

GK110をゲーム用ビデオカードのトップに据えてハイエンド帯のラインナップを再編成。Haswellのついでに買ってもらう作戦ですねわかります。

          
チップ名製品族名標準端子構成ディスプレイコントローラ数注釈
GK110GFGTX Titan ZDL-DVI*2,HDMI,DP4PEX8747スイッチ下に、二つのGK110を配置したDualGPUカード。295X2対抗で放熱構造を見なおしたらしく発売が一月遅れた。
GFGTX Titan Black4780Ti同様、B1リビジョンを使用したTitan。
GFGTX780Ti1311登場のHawaii対抗フルスペックGK110。リビジョンアップでクロック耐性も向上?
GFGTX780
GK104GFGTX770
GFGTX760
GK107GFGT740 GDDR5DL-DVI*2, MiniHDMI1405月末登場のローエンド寄り製品。GTX650よりちょいGPUクロックが低い。のでハナからOC版が流通。
GFGT740メモリDDR3品。やはりDL-DVI,HDMI,VGAの端子構成の製品が多くなりそう。
Quadro K420DVI,DPMSTハブを使えば四系統出力も可能。
GK208GFGT730 GDDR5-64bitDL-DVI,HDMI,VGA4?1406月登場のGT640-GDDR5リネーム。
GFGT730 DDR3-64bitGT630(GK208版)リネーム。x8レーン基板サイズに近い、長さ115mmが公式スペックとなっているので、以前よりは短基板製品が増えそう。148mm基板で出してくる箱詰め替えメーカーも当然あるだろうけど。
GF108GFGT730 DDR3-128bit2三代目GT430。ラインナップに入れる必要あったのかコレ。
GK208GFGT7203GT730(GK208)のシェーダ数半減バージョン。動画視聴用の位置付けですね。
GFGT7101601月に追加。720はGDDR5メモリ版も存在したが、こちらはDDR3版のみとなっている。1604月にはx1仕様カードも発売。

ベータドライバ340.43にて、HDMIにおける色差4:2:0での3840*2160@60Hzの出力に対応。

ドライバ337.88以降、3840*2160@60HzのDPシングルストリーム出力(Asus PB287Q等)に対応。

ドライバ343.11以降、SLI構成時の五画面同時出力に対応? これはリリースノート原文では、Surround - NVIDIA Control Panel Added support for up to 5 displays となっていて、最初よくわからなくてスルーしてたんですが、要するに、Fermi以降SLI構成における同時出力数は3+1だったのを、モニタ5台までに増やしたよ、ってことのようです。ちなみにMaxwell2では、SLI構成における5+1の同時出力が公式スペックとなっています。

2014/02~ Maxwell1 28nm DX11.2 OGL4.4~

映像出力周りの変更は無し。動画エンコード/デコード関連の効率がかなり上がったらしいので、ShadowPlayとか使ってる人はチェックすべきかもしれんね。

チップ名製品族名標準端子構成ディスプレイコントローラ数注釈
GM107GFGTX750TiDL-DVI*2,MiniHDMI4一応GPUとしてはG-Sync対応だが、DP端子付きのカード製品は多くない。
GFGTX750
Quadro K620DVI,DPMSTハブを使えば四系統出力も可能。
NVS 810MiniDP*84*21511月発表。GM107を二つ使ったDualGPUカード。一応4K対応としているが、八つの端子全てを使う場合は、リフレッシュレート30Hzに制限される。

2012/03~ GeForce 600 (Kepler) 28nm DX11.1 OGL4.2~

PCIe3.0。HDMI1.4a(TMDS300MHz)、DP1.2-MST、DDMAudio対応。どのメーカーも製品パッケージの一部に統一したGeForceブランドロゴを用いるようになった。

AMD-Radeonの後塵を拝すること二年半、nVIDIAもディスプレイコントローラ増設に踏み切り、GPU一つで四系統出力が可能に。(XP不可、Vista以降での対応。Surround(ラージデスクトップ)表示はWin7/8で三画面のみ可)。nVIDIAにとって2000年GeForce2MX以来の、GPUあたり同時出力数拡張になる。

HD7kまでのRadeonと違って、アクティブアダプタ使わずに標準でTMDS系三系統の同時出力が可能な点は(・∀・)イイ!

チップ名製品族名標準端子構成ディスプレイコントローラ数注釈
GK110GFGTX TITANDL-DVI*2,HDMI,DP4一年遅れのハイエンド。GK104がミドルだという主張は伊達ではなかった。
 TeslaK20Xに匹敵する倍精度浮動小数点演算を有効化できるいう従来のGeForceブランドカードとは異なる特徴を持つ、Teslaブランドとの間の子のような立ち位置の製品。
GK104GFGTX690DL-DVI*3,MiniDPPEX8748スイッチ下に、二つのGK104を配置したDualGPUカード。GTX590同様に、DVIのみでWQXGA三画面を構成可能。GPU-出力端子間の結線状況は不明だが、少なくともGTX680のように、一つのGPUが全端子を担当しているわけではないようだ。
GFGTX680DL-DVI*2,HDMI,DP4
GFGTX670この性能クラスとしては非常に短いリファレンス基板。クーラーで長い。
GFGTX660TiGPU内蔵の三基のメモリコントローラのうち、一基に接続される2Gbメモリチップ数を倍の四枚にすることで、メモリバス192bitでありながら実装VRAM2GBとしている。
GK106GFGTX660
GFGTX650Ti Boost
GFGTX650TiDL-DVI*2,MiniHDMIリファレンス品は端子三つ。SLI構成はできないが、GPU単体でのSurround表示は可能。VRAM1GB品はDL-DVI,HDMI,VGAの端子構成が多い。
GK107GFGTX650
GFGT640
NVS510MiniDP*4to DP,to SL-DVIアダプタが四本ずつ付属。
GK208GFGT640 GDDR5DL-DVI,HDMI,VGA4?1306登場のKepler世代ローエンドダイ。メモリバス64bit、PCIe2.0-x8リンクが基本仕様。700番台の名前を付けなかったのは旧630-610の在庫抱えているショップへの配慮か。
GFGT630基板サイズまでx8サイズに切り詰めた超短基板品も。
    ∩∩
    .| | | |
    .( ゚ω゚)  < さん~よんけいとう ここまで
    。ノДヽ。
     .bb
    
GF108GFGT630 (GT440)DL-DVI,HDMI,VGA2以下はFermiリネーム軍団。Kepler登場ともに公表されたFXAA/TXAAとAdaptive V-Syncを明示している。同時出力数はもちろん二系統まで。
GFGT620 (GT430/64bit)
GF119GFGT610 (GT520)520のリネーム品ということで、やはりPCI版も発売されている。
NVS310DP*2DP1.2対応とは言うものの、対応なのはMSTだけでHBR2には対応しない模様。同時出力もやはり二台まで。一方のDP端子にデイジーチェーン等でモニタ二台繋いだら、もう一方のDP端子は使えないということか。
 なお、Quadro系製品はこの世代から、用途別にQuadro/Tesla/NVSと明確に区別して広報されるようになっている。
NVS315DMS-591308登場のNVS310-VRAM1GB版。端子がDPからDMS-59に変更され、GPUネイティブのVGA(アナログRGB)出力が使えるようになっている。業務用ではまだまだ400MHzRAMDACを必要とする人が多いんですかね。

ドライバ327.23以降、3840*2160@60Hz表示においてDPマルチストリームでの入力が必要なディスプレイ(Sharp PN-K321等)に対応。

手持ちのGV-N670OC-2GDは、DP to HDMIパッシブアダプタ含めて四系統出力できましたし、DVI/HDMI端子を二つずつ装備した製品も出ているみたいなので、Kepler系GPUには(少なくともハイエンド寄りのチップには)素でTMDS系四系統出せる能力を持たせてあるみたいですね。

2010/11~ GeForce 500 (Fermi Refresh) 40nm DX11 OGL4.0~

Fermi改版シリーズ。映像出力周りのスペック向上は無し。GF200世代で整理したはずの製品族名接尾辞をまた使い始めた。Radeon-Eyefinityへの応急対応策として、族名GTX品のみ、SLI構成時にSurround表示(三画面ラージデスクトップ)対応。

チップ名製品族名注釈
GF110GFGTX590nF200スイッチチップ下に、二つのGF110を配置した単基板デュアルGPUカード。DL-DVI*3+MiniDPの端子構成で、NVリファレンスとしては初めてのDP端子実装。また、DL-DVI三つということで、ビデオカード複数枚によるSLIをサポートしていないM/Bでも、3DVision-Surroundを扱えるようになっている。
GFGTX580
GFGTX570
GF114GFGTX560Ti
GFGTX560
GF116GFGTX550Ti容量の異なるメモリチップを混載することで、メモリバス192bitでありながらVRAM容量1GBとしている。
GF119GFGT520一年半ぶりのGF210後継メモリバス64bitローエンドカード。 ブリッジチップを介したPCI版も出てきた。

2010/04~ GeForce 400 (Fermi) 40nm DX11 OGL3.2~

半年以上遅れて登場のDX11製品群。ほぼ全てDL-DVI*2+MiniHDMIの端子構成。MiniHDMIの変換アダプタが付かない製品もあるので注意。MiniHDMIアダプタはノートPC等で数が出てるので、そんなに高くないけど。 どのGPUも、従来通り同時出力は二系統まで。

チップ名製品族名注釈
GF100GFGTX480G80以降、nVIDIAのハイエンドチップは映像出力を別チップNVIOで実装していたが、今回は下位チップ同様に映像出力回路をダイ統合している。回路自体はGT21xと同じものでDisplayPort出力も可能だが、nVIDIA自身は積極的にDP端子を採用する気は無いようだ。
GFGTX470
GFGTX465
GF104GFGTX460 1GB補助給電二つ要求する割には、基板が短い。
GFGTX460 768MB
GFGTX460SE別名GTS455。
GF106GFGTS450
GF108GFGT440
GFGT430Fermi系最下位製品。DL-DVI+HDMI+VGAの端子構成。メモリバス128bit、公称TDP49Wと、従来作ローエンドのイメージで捉えるべき製品ではない。少量ながらメモリバス64bit品が出回っている模様。

2014年9月25日木曜日

nVIDIA dGPU DX10世代

2008/06~ GeForce 200 (Tesla) 65-55nm DX10 OGL2.1~

製品ナンバリングを大幅変更。従来とは、製品族名の数字と英字の役割が逆になっている。シリーズ登場初期製品群(285/280/260)以外はS端子無し。ドライバ177.83より?GF8以降でのPhysX/CUDAが可能に。しかし186以降のドライバには、Radeonビデオカードと共存させると、PhyXを無効にするつまらない制限が付いている。

これ以前の製品群は、ドライバ340.52を以ってサポート終了。

チップ名 製品族名 Hybrid Power 注釈
GT200b GFGTX295 nForce200スイッチチップ下にGT200b二つを配置した双基板DualGPUカード。98GX2と違ってNVIOも二つ搭載しているため、DL-DVI*2+HDMIの三画面同時出力も可能。なお、0906から出始めた単基板品は、ただのDualDVI仕様になっている。
GFGTX285
GFGTX275
GT200 GFGTX280 改版したNVIO2を基板上に配置。G94と同様の映像出力が可能になった。
GFGTX260 0809からシェーダクラスタを一部復活させたシェーダ数216基の製品が、また0812から55nmのGT200bを使った製品が発売されている。
G92b GFGTS250 98GTX+のリネーム品。08冬に一部メーカーが採用していた短基板品を標準化したものらしい。
GF200ローエンド群

以下は0910より順次発売の40nmプロセスで製造されるダイ。DX10.1、OpenGL3.1。HDMI1.3a。ローエンドクラスでデュアルリンクDVI+HDMIの端子構成がほぼ標準化。この世代以降、nVIDIAはオーディオコントローラ統合し、外部デバイスに頼らない、HDMIでの音声出力が可能になっている。

チップ名 製品族名 Bridged PCI 注釈
GT215 GFGT240
GT216 GFGT220
GT218 GF210 リファレンス品はDP端子が標準となっているが、さすがに採用するメーカーは少ないようだ。
GF8400GS (40nm) 2010年秋口より出回り始めた第三の8400GS。GF210よりシェーダ数や実装VRAM量が少なかったりする。
NVS300 NVS295の後継。DP出力時WQXGA、DVI出力時はWUXGAまで。295はDP端子採用のため、VGAのネイティブ出力ができなかったが、今回はDMS-59コネクタから分岐ケーブルを介す、という形で復活している。

2008/02~ GeForce 9 65-55nm DX10 OGL2.1~

このシリーズから全モデルPCIe2.0。AMDのHD3kに対抗するというマーケティング上の理由により、シリーズ名を9にアップさせた製品群。GPUコアが目立った進歩をしていない分、このシリーズでは、自社チップセットと連携して実現する機能「Hybrid SLI」をアピールしている。また、ドライバパッケージの名称が170番台より?従来のForcewareからGeForceへと改称された。最低一系統のDL-DVI出力が標準化されたのはこのシリーズから。

チップ名 製品族名 Bridged-PCI Hybrid Power 注釈
G92b GF9800GTX+ G92の55nmシュリンク品。
G92 GF9800GX2 nForce200スイッチチップ下にフルスペックG92二つを配置した双基板DualGPUカード。リファレンスカードとしては初めてHDMI端子を採用、従来のS端子型アナログ色差出力は無し。DualGPUだけど同時出力は二系統まで。
GF9800GTX
GF9800GT 88GTをHybridPower対応基板にしたもの、とされている。
GF9600GSO 本来OEM用として限定販売された88GSのリネーム品。
G94 GF9600GT DisplayPort出力機能のダイ統合を受けて、DVI/HDMI/DPとデジタル映像出力端子を三種備えるビデオカード製品も出てきたが、同時出力はやはり二系統まで。
G94b GF9600GSO512 08冬以降に登場した9600GSOの後継版。同じG94ベースである96GTよりもSP数が削減され、96GTの下位という位置付けが明確になった。
G96 GF9500GT 65nm版(G96)55nm版(G96b)の二種類が併売された。
G96b GF9400GT 94GTはシェーダ数が95GTの半分になっている。

2006/11~ GeForce 8 90-65nm DX10 OGL2.0~

統合シェーダ採用。内部色処理10bit。PureVideoは、専用の動画デコード回路を組み込んだ第二世代。シリーズ登場当初、ミッドレンジ以下はHDCP非対応。その後、G90番台でHDCPのデュアルリンク対応が、G94-98でDP出力機能のダイ統合がなされた。製品によってはHDMI端子を採用したものもあるが、その音声はマザーもしくはサウンドカードからの出力を引き回す必要がある。また、この世代からフルスクリーンビデオ機能は削除されている(XP用178.13以降のドライバではGF7以前の製品でも使用不可)。

チップ名 製品族名 DVI Bridged-PCI 注釈
G80 GF8800Ultra DD 従来ではDVI出力回路ををダイ統合していたが、G80系製品はNVIOと称するシングルリンクHDCP対応チップに任せている。
GF8800GTX DD
GF8800GTS DD
G92 GF8800GTS512 DD G92チップのフルスペック版。
GF8800GT DD nVIDIA初のPCIe2.0対応ビデオカード。4Way-SLIをアピールせんがために、リファレンス品は1スロットクーラーを採用したが、おかげで騒音がひどいことに。
G84 GF8600GTS DD
GF8600GT DS 86GTは0707よりHDCP対応版が出荷されている。
G86 GF8500GT D SLI端子は無い製品が多い。SLIコネクタを使わない所謂ソフトウェアSLIが前提となるようだ。86GT同様、HDCP対応版が0707より出てきている。
GF8400GS 85GTのメモリバス幅を半分にした製品。GF8系の中では、SLI非対応はこれだけ。
NVS290-PCIe SS
G98 GF8400GS D 08初頭に?こっそりリリースされていたダイ。65nmシュリンク品。コアクロック567MHzであればG98ベースと考えてよいようだ。G86よりクロックは上がっているもののシェーダ数は半減している。発熱、3D性能ともG86の2/3程度。
NVS450-PCIe S*4 G98を二つ使用し、1スロットにDisplayPort四系統を収めたカード。DP出力時WQXGA、DVI出力時はWUXGAまで。
NVS420-PCIe S*4 NVS450のLowProfile版。こちらは変換ケーブルを介したDVI出力のみ。
NVS295 SS 290の後継。DP出力時WQXGA、DVI出力時はWUXGAまで。

2013年2月7日木曜日

AMD dGPU DX10世代

2008/06~ Radeon HD4k 55-40nm DX10.1 OGL2.0~

第二世代UVD。シリーズ全てのダイでDisplayPort出力機能を統合。DVI+HDMI+DisplayPortとデジタル映像出力端子を三種類備えるビデオカード製品も出てきた。(同時出力は相変わらず二つまでだが。) HDMI音声も強化されHDMI1.3対応としている。

HD2k-4kシリーズはCatalyst12.4を最後に主流サポートから切り離され、ドライバ発行も限定的になった。

チップ名 製品族名 DVI Bridged-AGP/PCI 注釈
R700 HD4870X2 DD PCIeスイッチチップPEX8647下に、二つのRV770を配置したDualGPUカード。
HD4850X2 D*4 これもDualGPUカードで、DVIをGPUごとに二つずつ接続、計四つ持っている。Sapphire製のみ流通。
RV790 HD4890 DD RV770コア周辺部にノイズ対策を施し、より高クロック動作を可能にしたもの。内部構造は大して変わっていないので、HD4870とのCrossFire構成も可能。(クロック低い方に合わせて動作するので、一方だけ4890を使うメリットは無いが) SP数640基のHD4860も、09年末に少量流通した。
RV770 HD4870 DD
HD4850 DD
HD4830 DD
HD4730 DD 4770の供給不足対策として用意された、RV770メモリバス半減品。上位品譲りの発熱としかしそれに見合わない性能。一週後に4830の省電力版が出たこともあって、すぐに忘れ去られた。
RV740 HD4770 DD
RV730 HD4670 DD ○/-
HD4650 DS ○/-
RV710 HD4550 DS
HD4350 D ○/○
FirePro2450 S*4 二つのチップを使用したDualGPUカード。

2007/11~ Radeon HD3k 55nm DX10.1 OGL2.0~

全モデルPCIe2.0、第一世代UVD。ローエンド品も最低一系統のデュアルリンクDVIを備える。他のGPUベンダーに先駆けて、RV635/620でDisplayPort1.1出力機能を統合した。(一般向けRadeonブランドでDP端子を持ったカードはついぞ出なかったけどね。) RadeonでのHDCPデュアルリンク対応は、この世代でなされたようなのだが・・・。

なお、この世代以降、DVI to HDMI変換アダプタは汎用品が使えるようになっているようだ。

チップ名 製品族名 DVI Bridged-AGP 注釈
R680 HD3870X2 DD PCIeスイッチチップPEX8547下にRV670を二つ配置したDualGPUカード。
RV670 HD3870 DD 別途トランスミッタを用意することでDisplayPort対応、としたが、一般向けでDP端子を実装した製品は出てこなかった。
HD3850 DD
RV635 HD3650 DS リファレンス仕様においては、旧作の26XTより若干スペックが落ちる。
RV620 HD3470 DS
HD3450 DS
FireMV2260 SS 初めてDisplayPort端子を実装した製品?

このシリーズから、製品族名末尾のXTだのProだのというsuffixがなくなり、十の位の数字でグレード差が表記されるようになった。3870/3850は、それぞれ従来で言うところの3800XT/3800Proにあたる製品。

2007/05~ Radeon HD2k 80-65nm DX10 OGL2.0~

統合シェーダ初採用。デュアルリンクDVI二系統(但しローエンド製品のデュアルリンク実装はカードメーカー依存)、HDTVエンコーダを統合。先発のGF8系に対抗するため、ローエンド以外ほとんど全ての製品でシングルリンクのHDCP対応。動画再生支援においては、従来のAVIVOに加えて専用の動画デコード回路UVDが追加された。(AVIVOの語呂が悪かったせいか、今ではUVDがRadeon動画再生支援の代名詞となっている。)

また、Realtekのオーディオコントローラをも統合しており、DVI端子から独自仕様の変換アダプタ経由でHDMI音声出力が可能。(一系統のみ。2chリニアPCM及びAC3-5.1ch。汎用品の変換アダプタだと音声は出ない。)

チップ名 製品族名 DVI Bridgeed-AGP/PCI 注釈
R600 HD2900XT DD 最上位のR600はUVDを搭載せず、旧作同様シェーダプロセッサでの動画デコード支援となる。
HD2900Pro DD
RV630 HD2600XT DD ○/-
HD2600Pro DS ○/-
RV610 HD2400XT DS ○/-
HD2900Pro DS ○/-
HD2400Pro DS ○/○ コスト削減のため、HDCP非対応のカードもある。

DVIケーブルを用いたCrossFireは廃止され、ハイエンド製品はSLI同様に内部フレキシブルケーブル接続のNativeCrossFire、ローエンド品はケーブル無しのソフトウェアCrossFireとなる。CFケーブル/DVI to HDMIアダプタの添付はメーカー次第。全製品サーマルモニタ有効化はこの世代から。

2013年2月6日水曜日

AMD dGPU DX9世代以前

2005/10~ Radeon X1k 90-80nm DX9.0 OGL2.0~

バスインターフェイスを完全にPCIeに移行した製品群。内部色処理10bit。デュアルリンクDVI二系統をダイ統合(ただし、ミッドレンジ以下でのデュアルリンク/HDCPサポートはカードメーカー依存)。HDTV出力はいまだ基板上RageTheaterチップでの対応となる。

X1kシリーズは、Win2kOSで使える最後の世代。これ以前の製品群は、Catalyst9.3を以てサポート終了であり、Win7においては建前上非サポートということになっている。

チップ名 製品族名 映像出力 Bridged-AGP 注釈
DVI HDCP
R580 X1950XTX DD S? R580/520系のCrossFireは、X850/800同様マスターカードを要するDVIケーブル接続。
X1950XT DD
X1900XTX DD
X1900XT DD
X1900GT DD
R520 X1800XT DD
X1800XL DD
X1800GTO DD
RV570 X1950Pro DD RV570のCrossFireは、SLI同様ケース内部で接続のNativeCrossFireとなった。
X1950GT DD
X1650XT (RV560) DD RV570のメモリバス/3Dユニット削減版。基板の作り込みに手を抜いたのか、なぜか上位の1950Proとほとんど消費電力が変わらず、人気はイマイチ。
RV530 X1650Pro D RV530/515は、リファレンスDL-DVI一系統。
X1650 D?
X1600XT D
X1600Pro D?
X1300XT D?
RV516 X1550 D? RV515の80nmシュリンク品。1550と1300は同一のデバイスID。なにげにRV515のX1550もある。
FireMV2250 SS
RV515 X1300Pro D?
X1300 D?
X1300HM D?
RV370 X1050 S ○(RV360) 旧シリーズリネーム。AVIVO等R500番台でサポートされた機能には対応していない。

2004/06~ Radeon X 130-110nm DX9.0 OGL2.0~

AGP-PCIe移行の過渡期の製品群で、バスインターフェイスの違いによりダイの種類も多くなっている。基板上のRage Theaterチップにより、HDTV(コンポーネント)出力に対応。

チップ名 製品族名 注釈
R480(PCIe), R481(AGP) X850 XTPE/XT/Pro PCIe版X850/800は、マスターカード(と対応M/B)を用意することCrossFireを利用できる。マスターカードには、スレーブカードからのデータ受信用にTMDSレシーバチップを載せているのが特徴。TMDSはシングルリンクのため、この世代のCrossFireは画面解像度WUXGAまでに限られる。
R423(PCIe), R420(AGP) X800 XTPE/XT/Pro/SE
R430(PCIe) X800 XL/GTO/std/GT X800/XLには変換ブリッジを介したAGP版あり。GTO/GTには、コアがR480/423の場合もあるとか。 X800GTOとX800無印は同一のデバイスID。
RV410(PCIe) X700 Pro/std/LE 変換ブリッジを介したAGP版あり。
RV380(PCIe) X600 XT/Pro, FireMV2400-PCIe RV380/370は、インターフェイスがPCIeになっているだけで、機能的にはR300世代と変わっていない。
RV370(PCIe) X550, X300 std/SE/HyperMemory, FireMV2200-PCIe HyperMemoryは、nVIDIAのTurboCacheとほぼ同様の機能。

2002/11~ Radeon 9800-9500 150-130nm DX9.0 OGL1.5~

AGP8x対応。400MHzの10bitRAMDAC二基、シングルリンクDVIトランスミッタ一基を統合し、二系統同時出力が標準化。ここからX1kシリーズまで、二系統出力可能なRadeonビデオカードは二つの論理ディスプレイアダプタとして認識される。

チップ名 製品族名 注釈
R360 9800XT
R350 9800 Pro/std/SE
R300 9700 Pro/std, 9500 Pro/std
RV360 9600XT
RV350 9600 Pro/std/SE,9550 std/SE

2001/09~ Radeon 9250 以前 150nm DX8.1 OGL1.3~

Radeonが初めて二系統同時出力をサポートしたのは、2001年のRadeonVE。

9000以降のGPUは、400MHzのRAMDAC二基、シングルリンクDVIトランスミッタ一基、SDTVエンコーダをダイ統合している。

9800-9000を販売していた頃のATiは、Matroxのようなビデオカードの自社販売から、nVIDIAのようなGPUのOEM供給に比重を移していった時代であり、メーカーによりアナログ画質(特にローエンド製品で)のばらつきが大きかった。俗に言う「ATi純正信者」の存在は、この辺の理由による。 なお、これ以前の製品群は、Catalyst6.5を以てサポート終了している。

チップ名 製品族名 注釈
RV280 9200 Pro/std/SE, 9250

FireMV 2200/2400-PCI
RV250のAGP8x対応版。
RV250 9000 Pro/std/LE
R200 8500 std/LE/LELE 内蔵する映像出力機能はRAMDAC一系統のみ? 8500以降9800までのいくつかのビデオカードはHDTV Adaptorを別途用意することで、HD15またはDVI端子からコンポーネント出力可能。
RV200 7500 std/LE DX7世代。
RV100 VE(7000) DX7世代。GF2MX対抗で、セカンダリRAMDACとDVIトランスミッタを統合し、ATiで初めて二系統同時出力をサポートしたカード。ATiのDVIトランスミッタはこの世代で既にUXGA出力が可能な品質を確保していたようだ。

2013年1月1日火曜日

nVIDIA dGPU DX9世代以前

2005/06~ GeForce 7 110-80nm DX9 OGL2.0~

接続インターフェイスを完全にPCIeに移行した製品群。HDTVエンコーダ統合。さらにミッドレンジ以上のチップで、最低一系統のデュアルリンクDVI対応がなされている。HDCPキーROMを用意し、独自にHDMI端子を実装した製品も出てきた。全製品サーマルモニタ有効化はここから。

ディスプレイのCRT→LCD移行を反映してか、VGAの二系統同時出力ができない製品も出始めた。

GF7/6シリーズともに、ドライバ307.83を以ってサポート終了。

チップ名 製品族名 映像出力 Bridged-AGP 注釈
DVI HDCP
G71 GF7950GX2 DD S QuadSLI可能なデュアルGPUカードで、使用にはM/B-BIOSの対応が必須。
GF7950GT DD S
GF7900GTX DD
GF7900GT DD
GF7900GS DD
G70 GF7800GTX512 DS
GF7800GTX DS
GF7800GT DS
GF7800GS-AGP S(D) 登場当初DL-DVI非対応だったが、後に出力可能な90nm版が登場した。
G73 GF7600GT DS (S?) G73は、0612から80nm版ダイが出ている。
GF7600GS DS/S
GF7300GT S
G72 GF7300GS S
GF7300LE S
GF7200GS S G7x系の中では72GSだけSLI非対応
NV44 GF7100GS S ローエンドながらソフトウェアSLIに対応する。

2004/06~ GeForce 6 130-110nm DX9 OGL2.0~

内蔵DVIトランスミッタのWUXGA対応。内蔵TVエンコーダも改版に伴いHD解像度(色差コンポーネント出力)に対応するようになる。カードメーカーが独自に、基板上に映像出力チップを搭載した製品が多かった時代はここまで。

AGP-PCIe移行の過渡期の製品群で、バスインターフェイスの違いによりダイの種類も多くなっている。

チップ名 製品族名 注釈
NV48(PCIe) GF6800Ultra512MB NV45のVRAM512MB搭載品。外部チップによるデュアルリンクDVI一系統。
NV45(PCIe) GF6800 Ultra/GT NV40ダイにブリッジ回路を統合し、PCIe対応させたもの。
NV42/41(PCIe) GF6800 GS/std/XT/LE NV42はHDTVエンコーダ統合した110nmシュリンク品。わずかながらブリッジを介したAGP版68GSも存在する。
NV40(AGP) GF6800 Ultra/GT/GS/std/XT/LE AGP版の6800は、ほとんどがこのダイ。ハードウェアの改造無しにスペックアップ(ピクセルパイプの増量)できたりした。
NV43(PCIe) GF6600 GT/std, GF6600LE, GF6200, NVS440-PCIe HDTVエンコーダ統合。ブリッジチップを介したAGP版あり。AGP版66GT登場初期には、ブリッジチップの冷却不足と見られる障害が多発し、ブリッジを使用したnVIDIA-PCIeビデオカードへの不信を招いた。
NV44(PCIe) GF6500,GF6200TurboCache, NVS285-PCIe 6200TCは、VRAM領域をメインメモリから動的に確保できるようにした製品。VRAM16MB品はメモリバス32bitというしょんぼり仕様。TC付きだと性能が出ない、という迷信を広めてしまったカード。
NV44A(AGP) GF6200A nVIDIA最後のネイティブAGPダイ。PCI化した製品もたくさん造られた。

2003/03~ GeForce FX(5) 150-130nm DX9.0 OGL1.5~

VooDoo等の製品で知られる3Dfxを買収し、シリーズ名にもFXと付けた製品群。このシリーズから、同一アーキテクチャでハーエンドからローエンドまでラインナップを揃えるようになる。カードメーカーに依ってまちまちだった基板設計を規制し、画質面での底上げを図るようになったのはここから。ドライバの名称はDetonatorからForcewareへ改称。

400MHzのRAMDAC二系統、UXGAまでのDVIトランスミッタ(←Detonator40系ドライバではWUXGA出力設定可能だったが、ドライバ改版に伴いDVIでのWUXGA出力は外部トランスミッタ搭載品のみに限定)、SDTVエンコーダをダイ統合。ローエンド製品でも二系統出力がほぼ標準化された。

一応Vista対応の製品群だが、nVIDIA公式ドライバでのサポートは限定的。(Vista上で組み合わせられるのはGF7まで)。XP/2kOSでは175.19を以てサポート終了となっている。

チップ名 製品族名 注釈
NV38 FX5950Ultra FX5950/5900等のハイエンド製品は、基板上に他社製映像出力チップを搭載することで、DVI-WUXGA表示やHDTV出力に対応した品もある。
NV35 FX5900 Ultra/std/SE/XT, PCX5900, NVS280-PCIe FX世代のPCX~は、基板にAGP-PCIe変換ブリッジチップを付加したもの。ブリッジの分、余計に発熱する。
NV30 FX5800 Ultra/std 高負荷時の爆音ファンが話題になったカード。宇宙ロケットやヘアドライヤー等と組み合わせた様々な皮肉コラージュが作られた。自作ユーザーが、絶対性能よりも騒音を気にするような一般層まで広がっていたことを印象づけた製品。
NV36 FX5700 Ultra/std/VE/LE
NV31 FX5600 Ultra/std/XT
NV34 FX5200 Ultra/std, FX5500, NVS280-PCI NV34系はRAMDAC350MHz。

GeForce 4 以前 180-150nm

nVIDIAが初めてGPUに二系統同時出力を機能を組み込んだのは2000年のGeForce2MX。この頃は、ハイエンド製品として設定されたGeForce3と差別化を図るためのオマケ機能といった格好だった。実際に二系統出力を実装するかどうかはカードメーカーに委ねられ、同じGF2MX製品族でも低価格レンジの製品は単出力しかできない製品も多かった。

同時出力に本腰を入れ始めたのはGF4Ti/MXから。350MHz-RAMDACを二基をダイ統合し、マルチディスプレイ機能の呼称をTwinViewからnViewに名称を変更。複数カードを組み合わせることで、最大16台のディスプレイ接続を可能とアピールした。セカンダリ出力でのオーバーレイや画面回転表示等も可能になったのもここから。

チップ名 製品族名 注釈
NV28 GF4Ti4800 std/SE, GF4200-8x 下記GF4Ti/MXのAGP8x対応品。GF4以前のドライバサポートは製品はForceware94.24で終了している。
NV18 GF4MX 440-8x/420-8x, GF4000, NVS280-AGP8x
NV25 GF4Ti 4600/4400/4200 DX8.1世代。
NV17 GF4MX 460/440/420, NVS200-AGP4x DX7世代。SXGAまで対応可能なDVIトランスミッタを二基内蔵していたようだが、実際にDualDVI製品として出たのはQuadro系のみ。
NV11 GF2MX 400/std/200 GF3/GF2GTSの下位として設定された製品。セカンダリRAMDAC/TVエンコーダを基板上に用意。発売当初は、セカンダリ出力はSVGAまでしか出力できず、オーバーレイも使用できなかった。 なお、GF2以前のドライバサポートはForceware70台で終了している。